スクリーン印刷用の製版は、
精密な印刷品質を左右する重要な工程です。
当社では、プリント基板やアクリル表示板、
板金など多様な素材
に対応した製版を行っています。
細かな文字や複雑なパターンも高精度に
再現できる設備と技術を備えており、
小ロットから大量生産まで柔軟に対応可能です。
用途や素材に応じた最適なメッシュや乳剤を
選定し、高品質な印刷の実現を支えています。

PROCESS

スクリーンの版枠にメッシュを張ります。紗張り機を使い、メッシュの強度に合わせて適正なテンションで紗張りを行います。

スクリーンのメッシュに 感光乳剤(紫外線に反応する液体)を均一に塗布します。
コーティングの厚さや均一さが、版の耐久性や印刷の精度に大きく影響する、重要な作業です。

感光乳剤を塗った版の上にフィルムを密着させ、紫外線ライトを当てる作業です。
露光時間やフィルムの密着に不備が無いよう、慎重に作業を行います。

露光後の版を水で洗い、光が当たらなかった部分の感光乳剤を洗い流してメッシュの孔を開け乾燥させます。
乾燥時に不純物が付着しないよう注意を払います。

現像して乾燥させた版が、設計通りのデザインになっているか確認します。
デザインの抜けが無いか、不要な穴(ピンホール)が無いかをチェックします。